業務用エアコンを工場に導入する場合には慎重に選ぶ
工場に業務用エアコンを設置するという場合には、慎重に選ぶ必要があります。工場と言っても様々なタイプのものがあります。温度や湿度の厳密な管理が必要になるという場合、オイルミスト、ホコリや粉塵などが多く発生するという場合、作業スペースのみに設置したいという場合など色々なケースが想定できます。
この条件によってどれを選ぶのかが変わってきます。温度管理などを厳密にしたいという場合であれば中温用業務用エアコンなどが良いでしょう。10℃から設定することが出来るようになっているタイプが多いのでとても便利です。オイルミストや粉塵などが多く発生するという場合には、それらに強いタイプの業務用エアコンを選ぶ必要があります。オイルミストや粉塵などに対応していない業務用エアコンを選んでしまうと、熱交換器やフィルターなどがすぐに目詰まりしてしまい、大幅に効率が低下してしまうということやそのまま故障してしまうというケースも考えられます。注意しましょう。
工場の作業スペースのみを冷やしたいという場合には、移動するのにとても便利なスポットタイプのものを選ぶようにするとよいでしょう。必要なところだけに設置できるのが魅力です。
工場に業務用エアコンを導入するなら
工場に業務用エアコンを導入するなら施工実績の多く工場での導入経験のある業者に依頼すると良いでしょう。愛知県の業務用エアコン業者の新空調は工場での取付実績もあり東海三県だけではなく全国で活躍している安心できる業者です。工場に導入する際は一度お問い合わせください。
業務用エアコンの室内機・室外機の豆知識
業務用エアコンの室内機には埋込と露出がある
業務用エアコンには、色々なものがありますが大まかにわけると2種類のものがあります。それは埋込タイプと露出タイプです。両者の大きな違いは室内機が埋込か露出しているかという違いです。それぞれの部屋の形や形状、天井のつくりなどによって設置することが出来るものと出来ないものがあります。
埋込タイプと露出タイプのどちらがよいのかについては、部屋の形状や状況などによって異なりますが、一般的にはデザイン、見た目を重要視したいという人は埋込タイプがよいでしょう。天井に埋め込むスペースなどがないという場合には露出タイプの方がおすすめです。
埋込タイプで一般的によく知られているのが、天井埋込カセット形と呼ばれるものです。この天井埋込カセット形の4方向タイプであれば部屋の中をムラなく冷やす、もしくは暖めるということが出来るので、おすすめです。また、目立たない部屋の隅に設置するという場合には同じ天井埋込カセット形でも1方向タイプのものを使用すると良いでしょう。
露出タイプは見た目は少し悪くなりますが、あまり設置する際の制限を受けないので、色々な場所に設置することが出来ます。埋込タイプよりも設置しやすいのが魅力的です。どちらにするかはそれぞれの部屋の状況にあわせて、それにあったものを選ぶようにするとよいでしょう。
業務用エアコンの室外機には転倒防止が重要
業務用エアコンの室外機は、非常に重量がありますが台風や地震などによって転倒してしまうという可能性があります。室外機が転倒してしまうと、中の冷媒ガスが漏れだすことや配管が損傷するという被害だけでなく通行人などに被害を与えてしまうという可能性もあります。また、修理をする場合にはかなりの費用がかかりますし、通行人に怪我をさせてしまった場合にも相当な金銭的負担となります。そのようなリスクを低減するためには、しっかりと室外機が倒れないようにしておくことが大切です。
室外機が倒れないようにするためには、スライドブロックなどのコンクリート架台の上に室外機を設置して固定します。コンクリート架台は重みがあるので、転倒しないようにするためには重要なアイテムです。さらに、それだけではなく室外機と壁面を支持金具で固定して転倒を防ぐようにします。ビルの屋上などに設置するという場合には、ワイヤーなどを使って転倒しないように固定をするという場合もあります。自然災害はいつ起こるのかわかりませんので、万が一の時のことを考えてしっかりと室外機の転倒防止策を講じる必要があります。ぜひ、業務用エアコンを設置する際には覚えておきましょう。